
「朝、時間ギリギリで駅まで走って向かっている」「終電を逃して帰れない」「満員電車がつらい」「遅延してい電車が来ない」なんて経験ありませんか?
通勤に電車やバスを利用している限り必ずついてまわり続ける悩みです。
また、社会人になって運動不足でお腹周りのお肉が気になってきていたり、お金を節約して貯金したいけど何か減らせるものは無いなぁと考えている人も多いと思います。
通勤手段を公共交通機関から自転車にするだけで、これらの悩みを全て解決する事ができます。
今回は、自転車通勤で得られる時間、健康、お金の3つのメリットを紹介いたします。
目次
乗るだけで健康&ダイエット効果が得られる

サイクリングはウォーキングやジョギングなど数ある有酸素運動の中でも、体への負担が少なく効果が非常に高い運動となります。
多くのスポーツジムにサイクリングマシーンが置いてある理由はこのためです。
食事制限や特別な運動をすることなく、自転車で通勤するだけで健康的で引き締まった身体を手にすることができます。
体の故障リスクの少なさはピカイチ
サイクリングはジョギングやエアロビクスと違い自分の体重をサドル、ハンドル、ペダルと3点で支えています。
体重が分散されているので足腰や膝への負担が小さく関節を痛めるリスクが少なくなります。
足が太くなる!なんて事はありません
負荷の高い(重いペダル)練習を毎日何時間も続けていない限り競輪選手のような太い足になる事ありません。
普通に乗っているだけで自然と引き締まった身体へとなってきます。
最もエネルギーの消化が効率的となるサイクリングは1分間にペダルを60~90回転させると効果的です。
血液サラサラ効果も
日常的に自転車に乗ることで適度な負荷が体にかかり心肺機能が高まり循環機能も向上します。
それにより毛細血管までスムーズに血流が行きわたり老廃物が効率よく排出されるようになります。
免疫力を高め、血中内の善玉コレステロールを増やし、高血圧や動脈硬化になりにくく心臓病や脳卒中のリスクが軽減されます。
毎日通勤するだけで自然とダイエットが出来る
ダイエットには有酸素運動が効果的でサイクリングもこれに当てはまります。
有酸素運動をすると体の中では、まず血中に含まれている糖質が消費され、次に筋肉に蓄積されているグリコーゲン(糖質の一種)が消費された後にようやく脂肪が消費され始めます。
脂肪の消費は走り始めてから20分以降となり通勤時間が長いほどダイエット効果があります。
200kcal消費に必要な運動時間
ダイエットには継続して毎日200kcalの消費が必要と言われています。

- ウォーキング
- 45分
- ジョギング
- 20分
- 縄跳び
- 30分
- 自転車
- 20分
疲れてしまい仕事に支障をきたす恐れは?
これまでまったく運動をしてこなかった人は初めのうちは疲れがたまるので早めに寝ることを心がけましょう。
朝晩の運動で身体にとっては適度な疲労が溜まっているので、いつもより質の高い睡眠が取れるので次の日には回復しています。
筋肉痛となった人も足の筋肉は全身で一番発達していますので1週間もあればサイクリングに必要な筋肉がついてきます。
人間は生活に順応する力をもっているので1か月もあればすぐに慣れてしまいます。
時間に追われることなく出社できる
電車やバスなどを利用している人は出社時間に間に合う最終時刻を逃してしまったら遅刻が確定してしまうので朝はとにかく時間との勝負となります。
更に天候や事故などのトラブルによる遅延が発生する場合に備えて少し早く家を出る必要もあります。
自転車の通勤では朝の1分を争う絶対防衛時間はありませんので時間ギリギリで駅まで走るような事もありません。
意外なことに公共交通機関を利用するよりも余裕を持った朝を過ごすことが出来ます。
筆者の出勤時間の一例

登り下り坂の多さなど通勤路により様々となります。 実際に通勤距離が5キロの場合どの程度時間が掛かるか実例で紹介しましょう。
自宅から会社までの距離と住所- 自宅(東京)
- 最寄り駅:明大前-駅まで550m徒歩7分
- 会社(ヒカリエ)
- 最寄り駅:渋谷-駅まで600m徒歩6分
電車での通勤時間
京王井の頭線で乗り換え無しでドアトゥードアで会社まで急行電車で20分、各駅停車で25分となります。
内訳は自宅から駅と駅から会社までの歩く時間が13分、残りの7分~12分が電車に乗っている時間となります。
ただし駅に着く時間はある程度の余裕を持たしているので実際には駅での待ち時間もあります。
自転車での通勤時間

通勤距離:5キロ
自転車も車と同じである程度大きな通りが走りやすいので、通勤路では井の頭通りを直進し、井の頭通手前で右折し渋谷に向かう最短の5キロの経路となります。
自転車を漕ぐスピードは特別速い方ではありませんが、信号に捕まる回数で5分ほど前後しますが電車と同じ時間で通勤しています。
交通費節約でお金が貯まる

1月1万円の交通費が掛かる場合、3万円の通勤用自転車を購入したら3か月で元がとれます。
雨の日は公共交通機関で出勤しても4か月で回収できます。
それ以降は交通費が掛かりませんので全てプラスとなるので節約の面から見てもかなりお金が浮きます。
無駄なタクシー代ともサヨナラ
自転車にすることで終電の時間を気にする必要もなくなります。
先ほど紹介した明大前から渋谷までタクシーで移動した場合の運賃は2,350円(深夜割増代込)となります。
意外とばかにならない無駄なタクシー料金も浮かすことができます。
自転車のメンテナンス費用
自転車も機会となるのでメンテナンスや修理が必要となりますが数千円程度で済ませます。
油は月に一回のペースで注油してあげることにより長く自転車を使うことができ、いつまでも快適に走行することができます。
- パンク修理
- 1000円前後
- タイヤ交換(溝がなくなったら)
- 2000円~3000円
- チェーン交換(2,3年に一度)
- 2000円前後
まとめ
通勤手段を自転車に変えるとゆう、毎日の生活に自然に取り入れることによってダイエットや健康面で大きな効果が得られます。
また、公共交通機関から脱却することにより細かい時間の縛りや満員電車から解放されます。
通勤路でこれまで知らなかったお店を発見したり、食事もおいしく食べられ質の高い睡眠まで得られます。
時間に縛られず健康的でお金も節約できる自転車通勤をぜひ初めては如何でしょうか。